本日はご多用にもかかわらず、亡き「大魔境ウンゴロ」、「凍てつく玉座の騎士団」、「コボルトと秘宝の迷宮」の葬儀にご会葬くださいまして、誠にありがとうございます。
僭越ながら、スタン落ちがとても悲しいカードをピックアップしてご紹介したいと思います。
あとついでに早く落ちろカードも紹介します
・マスター・オークハート(コボルト)
明らかに扱いづらいテキストであることもあり、実装当初はほとんど使われていなかったが、ウィッチウッドの「魔女の刻」で確立されたアーキタイプである挑発ドルイドで猛威を奮った。
こいつを出すだけで
5/5バニラ、
1/5挑発猛毒、
2/4実質挑発、
3/7倒しちゃまずいやつ、
4/12挑発が並ぶのは誰もが見た光景。
最近は壁プリーストでも活躍していて、テキスト意味わからんカードなのにこんだけ活躍してるのがすごくて好き。
・菌術師(コボルト)
アグロ、テンポデッキにおいて、全人類が飽きるほど見た強カード。
使われてつっよってなるのは当然として、自分が使ってもつっよってなる割と珍しいカードなイメージ。
ハースストーンはバフカードが多めだからこそ盤面のトレードが頻繁に起こり、それがこのゲームの面白さに繋がっていると思ってるので、それを大きく後押ししてくれてたので好き。
・究極の侵蝕(騎士団)
小学生がカードデザインしたことで有名なカード。
挑発、ビッグ、マリゴスなどのランプ型ドルイドがずっと強かった大きな要因。
繁茂→樫の召喚→滋養→リッチキング→オークハート→侵蝕の動きはどんな不利マッチアップでも余裕でひっくり返すほどのパワーがあった。
これ落ちるんだから繁茂滋養ナーフもうちょい考えても良かったと思うんだがなぁ。
・冒涜(騎士団)
ウォーロックの根幹を支えていたと言っても過言ではない強AoEカード。
ボードのミニオンのHPを階段状にしないといけないってだけですげー面白い効果で好きだった。
使う側でもケアする側でも考えること多くて面白いよね。
・ダイアホーンの幼生(ウンゴロ)
・5/3/6挑発と普通にテンポ出ししても全然損した感じがしない。
・断末魔で5/6/9挑発という明らか強カードをデッキに加える。
・こいつをキューブ、無貌の操り手で増やすとファティーグを遠のかせることができる。
こんだけ強いカードなのに、ほとんどヘイトを買ってないというバランス調整神カード。
絵もかわいいし、言うことなし。
・ファイアプルームの中心で(ウンゴロ)
自慢のゴールデンレジェンドその1。
サルファラス、変更後のヒロパがゴールデンになる、中々なゴールデンバリューを持つカード。
奇数クエストウォリがかなり手に馴染んだデッキであったのも大きな理由。
純正奇数ウォリのアグロ相手には耐えきるというプランは残しつつ、クエストを入れることで対コントロールでは攻勢に出れるという柔軟性があって好きなデッキだった。
・リッチキング(騎士団)
自慢のゴールデンレジェンドその2。
デスナイトカードが全部ゴールデンになるというこれもまた良いゴールデンバリューを持つ。
フロストモーンなんかを手に入れた日には断末魔で出てくるミニオン全部ゴールデンなのすごい。
テンポデッキにはとりあえず入れとけカードだったし、挑発ドルイドやら復活プリーストやらでなんだかんだ色んな場面でお世話になったよね。
落ちてくれて清々するわ、早く落ちろカード
・ケレセス公爵(騎士団)
実装当初は全く使われていなかったのに、戦斧、呪術などがナーフされたタイミングで急に頭角を現したカード。
色々なテンポデッキ、コントロールデッキにおいて、下手に2マナを入れるよりこいつ1枚いれる方が強いっていう謎のカード。
テンポローグのケレセスステップ(ケレセス+影隠れ)に怒ったことがない人類はいないと専らのうわさ。
ズーウォロ、テンポローグなどで、こいつが2マナででてくるかどうかで大きく勝率が変わるというところが不快。
最近では断末魔ハンターで卵が動いてきたりする。
本日はお忙しい中、また遠方よりお越しの方もおられる中、お時間頂戴しましてありがとうございました。
これにて、お開きとさせて頂きたく存じます。
「大魔境ウンゴロ」、「凍てつく玉座の騎士団」、「コボルトと秘宝の迷宮」がいなくなって寂しくはなりますが、遺されたドラゴン年一同助けあっていきたいと思いますので、どうかこれからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。